戦友と会合


数日前には、暇すぎて死にそうとか言ってたこの私が、
今度は忙しすぎて死にそうだった。


久しぶりに書くとどういう風に何を書けばいいのか忘れる。


まずは短い間だったけれど一週間、知り合いの画廊の仕事の手伝いをした。
これ一つ。
そして久しぶりの友人様達から、久しぶりに会おうよーの約束が殺到した。
これ二つ。
画廊のお仕事をくれた知り合い様とこの一週間、飲みに行く事二回。
私の身分では行けないような贅沢な処へ連れて行って頂く。
これ三つ。
そして私の頭をいつも悩ませてくれる夫の存在自体。
これ四つ。


そんなところ。


大学時代にやっていたNPOの友人二人と久々の会合。
一人とは定期的に会っていたが、三人で会うのは一年以上ぶり。
このNPO活動はハンパなく、当時の私の生活8割の時間を割いて、
ある意味で寿命縮めるくらいの活動量であったので、
彼女達とは何か戦友に近い感覚を覚える。
私の結婚を祝うような形で新宿にて祝杯を三人であげる。
二人から大量のプレゼントを頂く。
有難う、有難い。
一人からは写真立て。
もう一人からは生花の花束に、生花を加工して二年も持つという花束に、
そして和風テイストの食器を貰う。
アリガタヤアリガタヤ・・・


三人で、散々飲んで色々と年頃の乙女な話をしたところで、
ひとまず三人の会合は解散する。
一人が終電の時間が迫っていたので、一人とはお別れして、
残り一人と二人で、お茶しようよ〜って新宿を彷徨って怪しげな喫茶店に行く。
深夜料込みで珈琲一杯千円以上した。
スゲー贅沢な一杯でした。


夫には、自分は家に居ないくせに私が夜遅くに帰宅するとかなり怒られる。
しかも友人らと飲みに行ったり、食事をしに行った夜は、
かなりの頻度で電話があり、居場所や今現在何をしているかなどの
進行状況報告が義務付けられる。


この日も、久々に会った友人と珈琲飲みつつ、
話が止まらなかったというよりは、なんとなく帰るのが口惜しくて、
終電の事も気にせずに友人との時間を楽しんでいた。
その時恐怖の電話が・・・
時間は深夜1時を回っていたと思う。
夫からの電話に恐れおののいて、終電逃した等と言い訳するのに
一瞬電話に出るのをためらったが、
友人の後押しもあって電話に出る。


→当然物凄い勢いで罵声を浴びせられる。
→うちの場合、すぐ「次やったら離婚」の一文を夫が口にする。この日も当然。
→本当に私が浮気していないかどうか確かめる為に、居場所を訊かれる。
→一分後、夫到着。


私が夫の仕事現場近くで友達とタムロってるのが悪いのですが。


物凄い剣幕で登場した彼であったが、友人の笑顔も相まって、
すぐに夫のご機嫌は真っ直ぐになる。
友人と夫と三人でしばし歓談。
私がトイレに立っている間、夫は友人に熱く恋愛を説いたらしい。
まぁいいや。
友人と喫茶店前で別れて、夫は私を車で家まで送り、
家に一分と留まる事なく仕事へ戻った。
なんて自由の利く仕事、ウラヤマシイ。


何はともあれ、
久々の戦友との会合は非常に愉しいものでありました。
メデタシメデタシ。